外壁塗装コラム
外壁塗装の協同組合の加盟店によるお役立ちコラム
第11回 ~外壁塗装のトレンドは?~
外壁塗装の協同組合の加盟店によるお役立ちコラム
第11回 ~外壁塗装のトレンドは?~
外壁塗装の値段の違いは、どこにあるのかとお問い合わせをいただくこともあります。もちろん、塗料の種類によって外壁塗装の値段は大きく変わります。
もっとも高い塗料と言えばフッ素樹脂塗料ですが、場合によっては20年近くの耐久性があるとされています。メーカーによって値段の違いや特性の違いがありますが、酸性雨にも強く火にも強いといった特徴を持ってます。ただ、確実に他に比べて高くなります。
その点、フッ素樹脂塗料に比べてかなり安く、それでいて10年以上の耐久性があるとされるのが、シリコン樹脂塗料で、最近は大変人気があります。また、シリコン樹脂塗料よりも若干値段も低く、10年近い耐久性が期待できる塗料がウレタン樹脂塗料ですが、塗料が何年くらい持つのかというのは、紫外線に対する抵抗力が大きくかかわってきますので、住宅の環境によって、持ち具合も変わってきます。耐久性と値段との折り合いをつけるポイントの判断にかかってくるということです。
さらにコストを抑えるのであれば、アクリル樹脂塗料が値段も安く、5年から7年ほどの耐久年数と見られています。ただ、耐久年数は低いといっても、汚れやほこりをかぶりやすい場所に立つ家や店舗など、5年から7年で外壁塗装をし直すつもりであれば、高い塗料を使わずに、あえて安い塗料を使うこともいいのではないでしょうか。
ただし、値段の安さに反映させて、塗装技術までも落としてしまうことのないように注意しましょう。安さで選んで契約をして、手抜きかと思うような塗装工事で、お困りになった事例もあります。見積書に記載されている値段の一つ一つに、それなりの意味があるので、じっくり見比べることが大切です。