工事業者の選定
「安さ」と「品質」は、現実的に「相反するもの」ということを理解しておくが重要です。
「安さ」と「品質」は、現実的に「相反するもの」ということを理解しておくが重要です。
施工業者の良否の判断は、なかなか一般の方には出来ないものです。
もし、皆様の親戚や知人から評判のよい外壁塗装工事業者を紹介してもらえるなら一番良いわけですが、そうでない場合はいったい何を判断材料にすればよいでしょうか?
昨今はホームページを見て比較される方も多いと思いますが、その会社の考え方や体制を見ることがポイントです。
その為には、まず塗装業界の構造を知っておくとよいでしょう。
名古屋、岐阜、三重に限らず外壁塗装の業界は、大きく分けると
に分かれます。
どちらが良いということではなく、それぞれ一長一短があります。
(1)の場合、職人さんが社員なので、営業と意思の疎通がとりやすく、また職人の技量も全社で把握されている場合が多いので品質が安定しています。
しかし、社員数が多くなることから固定費がかかるため、受注価格も(2)に比べて高くなります。
(2)の場合は、社員数が少なくすむので、固定費が抑えられることから、受注価格は(1)に比べ安価になります。
逆に、外注の職人さんなので、技量は職人さん次第となり、また営業サイドとのコミュニケーションが(1)に比べると薄い傾向となります。
もちろん、それぞれの会社がこれらのデメリットを克服するために日々創意工夫を行っていますので、単純な判断基準ということではありませんが、一般的な傾向ということで記載しています。
ここからは、業者の判断材料となりえるコツをご紹介します。
消費者としては益々難しい時代になってきていると思いますが、十分情報収集を行って、最良の業者選定をして頂ければと思います。